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11月6日 一の酉

パソコンデビューして三年目にようやく[胡蝶華舞台]のホームページを立ち上げる事が出来ました。

恐怖の人差し指ひらがな入力、初ブログは江戸の下町の風物詩、冬の到来を告げる[酉の市]から開幕です。

稽古場のある浅草の伝法院から徒歩二十分、現在は千束という地名に変わっていますが、江戸から昭和初期までは[吉原]と呼ばれて名高い遊里があった町に浅草田圃、酉の寺で名高い[鷲神社]があります。

酉の市は江戸時代から十一月の暦の酉の日に、商売繁盛を願って熊手に縁起物を飾り付けた福熊手の市が立ち並ぶ、賑やかな縁日です。熊手で[福をかき集める]といった縁起かつぎから始まったのでしょうね。その昔、この日ばかりは吉原の遊女も御客と連れだって大門を出て鷲神社の酉の市を参拝することが許されたそうです。師走間近の廓の賑わいを想像すると、ノスタルチックでとっても素敵。

まず正面の大鳥居の右側に、今年も胡蝶の名入れ提灯を奉納させて頂きました。すっごく目立つでしょっ!目立ちたがり屋の芸人根性もろ出しです。


本殿の正面提灯には蝶ノ介さん、蝶吉さん、葵さん、翔さんの提灯に加え、何故か友人こっしーの奉納提灯までもがズラリ。負けず劣らずの御披露目です。

あと三十分で酉の日という深夜の十一時半に蝶ノ介さん、辻屋の下駄娘事、正恵と浅草の売れっ子芸者、聖子と四人して有難た~いお祓いとともに、酉の日カウントダウン初体験。来年の幸運を祈ったってぇ訳。

もちろん清めのビールは欠かせませんから、小学校の同級生がやっている韓国家庭料理[ポラム]で乾杯。

一の酉の夜は更けます。二の酉には熊手を買いに行きまーすっ!

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