top of page
検索

お芝居の時は白粉少々

3月14日、1年ぶりの篠原演芸場は 一見劇団 さんへのゲスト出演です。

昼の部の御芝居 [伊達の新造] のお龍



夕霧一家の姐御 という役どころです

今回初役だったので本当に緊張しました。

普段の舞踊舞台の白塗りとは違い、

お芝居の化粧はお白粉の分量が五分の一ほどです。

いつもの白塗りにしてしまうと、共演の役者さんと驚くほど色目が違うんですよ。

最近お芝居の時には注意しています。



篠原劇場の花道は、本当にお客様に臨場感ある距離で、

何もかも手に取るように見えてしまうので、かえって気を使います。


夜の部の御芝居は、[大江戸の鬼]

こちらの芝居は、街道筋で旅人の懐をねらう、道中師…

いわば生き馬の目を抜くような巾着切りの役です



鳥追いの女に扮して、開幕を待っていますよ。



親しくしていただいている座長の古都乃竜也さんと


それにしても皆さん本当にお化粧が上手でびっくりします。

私も素顔との掛け離れ方は あまり人の事言えませんが…


夜の舞踊は あばれ太鼓

この演目、宗山流では二十年近く前から振りをつけさせていただいて、

比較的お弟子さんの上演頻度の高い曲なのですが、なんと私は初演です。



緊急事態発令中でしたが、昼夜ともお客様を入りで、温かい歓声を頂戴致しました。



フィナーレは胡蝶の振り付けで、皆さん華やかに踊って下さいました。

あれだけの振り付けを一晩で覚えてしまうんですから… 

劇団の皆さん強者です。

息苦しい世の中ですが、ひと時の気分転換に

ご来場の皆様が楽しい時間を過ごしてくださったことと思います。


最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page